前回はこちら・・・
娘が年長になった6月。
ランドセルのことなど全く忘れていた私に、
互いの子供が同級生で
高校時代の友人のユキナから一通のLINEが届きました。
ふぁ?!
ランドセルのことをすっかり忘れていたことにここで気づく。
「らんどせるあああああああああああああ
忘れてた~~~~~~~~~~!!!
去年リサーチしてたのにぃいいいいいいいいいいいい
ってかまさにいま夏休み前~~~~~~~~~」
かくしてありがたい友人のリマインドによって
その夜土屋鞄のおしゃれなHPにアクセスしました。
すると、6月から見学、7月に予約開始の旨が記載してあるではないですか。
もうユキナがいなかったら完全に忘れていたタイミングです。
そして家族からしたら完全に唐突なタイミングで、
ランドセル見に行くわよ!!と意気込む私なのでした。
そして、6月の下旬の土日に西新井本店に見学しにいくことになりました。
見学に予約は必要ありませんでした。(※2016年夏)
当日、どこかな?ちゃんとお店見つけられるかな?
なんて不安でいっぱいでしたが、
すごい行列!!!!!ですぐに発見しました。
並んでいる間は・・・
「これならんで、なにのるの?こわくない?」
と先日ディズニーランドでのせた
ホーンテッドマンションがフラッシュバックしてる娘をなだめたり
WEBの登録方法のご案内の説明をきいたり、
「うぇっぶで予約ってなんじゃ~よくわからん」というおばあちゃんの疑問に
お店の人が優しく回答しているのを横で盗み聞きしてました。
行列はすごいですが、スムーズに流れてました。
店内でランドセルを見るだけで予約の手続きはできないので
ひと家族あたりの滞在時間が短いからだと思われます。
ちなみに、駐車場に入るまでに30分、並んで店内に入るまでに20分でした。
行列の見た目と前評判ほど混んでないなぁと思いました。
※ちなみに軽井沢も6月中の土日はすいていたみたいですよ。
店内にはいって、娘が真っ先に飛びついたのは薄紫のランドセル。
女の子のランドセルは赤一択だと思っていた私は娘の反応に衝撃を受けました。
・・・が、そこには
うす紫と、水色の試着の順番を待つ女児たちが。人気爆発。薄紫と水色。
え?!なんでみんなしぶくない?!なになに?どういうこと?
と早速ユキナにきいてみました。
へぇ~~~~~~~~~~~
おばさんびっくりよ。30年の壁を感じました。たしかにプリキュアでもミステリアスだったりクールだったりキャラがオシャレだよね、紫。
というわけで当初の目的の赤以外にも、
気になるものは全部背負って、写真をとっておきました。
写真でわからない、ポッケの開け閉めや触り心地を確認して
色はお家で決めることにしました。
背負い心地を本人にきいても、違いはよくわかってなさそうでした。
私はどれも軽いなぁとはおもいましたが、
30年前との腕力の誤差があるのでなんともいえません。
・・・で実際ものはどうかというと
色の感じも絶妙だし、ステッチ(縫い目)の美しさに感動しました。
こんな分厚い箇所、こんなまっすぐどうやって縫うの???・・・と
いちハンドメイド人として敬意を表さずにはいられません。
しかしフィギュアの原型の写真や
ハンバーガーの商品写真で何度となく
「見本と製品は若干異なります。」にだまされた私なので
この手に現物がとどくまでは安心できません。
ただ、一つ一つ職人さんが作っているということで
フィギュアとハンバーガーよりは信じています!!!
◇◇◇
さぁ・・・問題の
ランドセルの色選びです。
結論から申し上げると、
うちは年長さんに論破されて赤以外になりました。
今回のランドセルの件で
将来起こるであろう進路や男女交際等で生ずる
自分の価値観と娘の意見の対立をシミュレーションできてよかったです。
というか年長さんに論破されたんで今後一生論破され続けると思います。
論破された私が言うのもなんですが、
色選びの話し合いのポイントを申し上げます。
「ランドセルの色を選ぶ」=「自分の好きな色の鞄を選ぶ」と
おもっている子もいるとおもいます。
まず、ランドセルとはどういうものであるかを説明してから
色を選ばせるといいと思いますよ!
「小学校には毎日ランドセルを背負っていくんだよ。
学校行ったら赤が多いけど、それでもこの色にする?」とききました。
それでも他の色がいい!というならその色を買ってあげたらいいと思います。
恥ずかしがりやな子だと
「え・・・みんな赤なら赤がいい・・・。」という場合もあります。
これから色を選ぶ方のご参考になれば幸いです。(^▽^)
追伸:高価で買えなかったけど、軽井澤モデル(14万円也)
めっちゃかっこいい!!!!!!!!
土屋鞄のランドセル ~予約編~ に続く!